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u.k. modeling

u.k.(紆余曲折)すぎるモデリング日記

De社 MP4/4 #15 

ラジエターについてですが、前回キットを活かす方向でパッと見重視で密度があるように見えるやり方を考えていましたが(あれはあれでいいと思うのですが)、やはりラジエターコアを作ってみようという気になったので、私も挑戦しようと思います。

いや、正確には作るつもりで色々考えていましたが、今日まで試行錯誤した結果、イケそうな目処が立ったので記事にする気になったというのが本音です。

前回、あまりメンドくさい事はしたくないからお手軽な表現で逃げようという魂胆でしたが、teruさんをはじめこのラジエターコアの制作に奮闘している記事を拝見していると、『もう一人くらいこんなコトやってるヤツがおってもええやろ』と思いまして、私も制作することにしました(^_^;)ですが、少々アプローチが違います。



私の目指す工作は
① コアの段数は実車では36段(上下の半端分を入れると38段)なのでこれに極力近い段数にすることで密度を出す。
② 先人の試行錯誤を参考にコアが段ボールのような断面に見えないよう形状に拘る。
③ せっかく作っても精度が悪くならないよう極力均一なものができるか検討する。
④ 大量生産できるよう楽ができる方法を考える(←コレ重要)。


です。要は如何に楽して精密なモノが作れるか!?
脳内モデリングの結果、現時点では完全なモノができたワケではありませんが、できそうな気がするのでその過程を途中までですが紹介していきます。
少し長くなりますが、お付き合いください。



RIMG0284.jpg
まず、こんなものを用意しました。金属素材(真鍮の帯板とチャンネル型)とベーク板。このベーク板の上で半田付けをしようというわけです。何を作るんでしょう!?





RIMG0289_20130707023657.jpg
次に、真鍮製のシート(0.1mm)です。真鍮は軟らかくてカットしたり曲げたりといった加工が比較的し易いので真鍮を選んでいます。本当は無塗装で素材の色を活かすならSUSや洋白といった素材をそのまま使えばいいのですが、とにかく硬くて加工し辛いので効率が悪いと思い、真鍮で制作することにしました。





RIMG0292.jpg
マスメシールを貼付け、2mm幅に切り出します。お試しなので長さは適当です。0.1mmなので、カッターで数回刃を入れれば切れます。






RIMG0293_20130707023700.jpg
いきなり、なんだこれ!?と思うかも知れませんが、波型の形状を作り出すにはやはりギヤが必要なのでこんなものがあったことを思い出して引っ張り出してきました。これは、一時ハマったエアロアールシーというトイラジのリア部分だけを切り取って、セットした時に切り出した真鍮帯が逃げないよう調整した治具です。タイヤを回せば、くるくると波型になって出てきます。

ただ、これだけではただの波型でそのまま使ったのではまさに段ボール状態でリアル感に欠けます。緩いサイン波のような形状ではなく、もっと間隔を短くして(圧縮して)本物のように蛇腹状にするにはどうすればいいか?出てきた波型を眺めて考えてみました(‐”‐;)





考えすぎてそのまま寝てしまいました(-ρ-)........zzz









RIMG0302 (640x480)
気を取り直してとりあえず手曲げでやってみますが、当然ダメです。0.1mmという薄さのせいですぐにグニャグニャになってしまいます。やはり治具が必要なのはすぐに理解できたのですが、圧縮した時の力が他へ逃げないようにする必要があります。
いくつかの試作品を経て、最初の画像にある素材(いくつか買い足してますが)を使ってこんな治具ができました。




RIMG0294_20130707023701.jpg
帯板の上にチャンネル型を背中合わせにし、ハンダで両サイドを固定します。幅は作った波型に合わせています。長さはおよそ6cmです。





RIMG0295_20130707023801.jpg
こんな感じです。普段、ハンダ付けなどしないので超ヘタクソです。






RIMG0296_20130707023802.jpg
波型をこの治具にセットします。これで左右と底部へ力が逃げることはない、ハズ(・_・;)





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右方向から押し込んでいきます。定規をフタのようにして上へも力が逃げないように押さえます。
すると・・・おー!思わず声を上げてしまいましたwイケるやん!と。ただ、溝にバッチリはまりすぎて少し取り出しにくかったのと、治具の板厚が薄いのであまり力を入れすぎると曲がってしまいそうなのでこの辺はもう少し改良する必要がありそうです。もっとしっかりした厚みに変更することと、チャンネル型を角型に変えてやれば頑丈なものができそうです。
また、買い出しに行かなければ・・・・




RIMG0301 (640x480)
そして、できたものがコレです。気持ち広げてみました。この状態で約3分の1に圧縮されたことになります。
これはかなりいい!自分の基準を全て満たすものになっていると言っていいと思います。全体的に少し斜めっぽくなっていますが、ほぼ等間隔で仕上がっているのであまり気になりません。というか、多分この小ささで密集していれば気にならないでしょう。

唯一の心配事は塗装で目詰まりしそうな予感がするということです。その辺、素材の色が活かせるアルミでもよかったかも知れませんが、0.1mm厚が手に入らなかったのでコレでいくことにします。



さ、買い出ししてきますε=ε=┏( >_<)┛

『ラジエターコア製造治具Ver.2』作って量産体制に入りますよ!

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Comment

Name - OHGE  

Title - 

>teruさん

ありがとうございます。 こういう治具を考えるのは結構楽しいですし、上手くいけば自分の考えが間違っていなかったという証明になるので余計に嬉しかったですね(≧∇≦)
夜、夢中になって作っていたら、この記事ができる頃には朝方になっていましたf^_^;

アルミはホームセンターで探した時は0.15しかなく、その時は0.1のSUS板を買いましたが、やはり切り出すのに時間がかかるのでやめました。
やっぱ、アルミの質感の方がいいですかね?ネットで取り寄せてアルミでやってみましょうか。
2013.07.08 Mon 01:14
Edit | Reply |  

Name - teru  

Title - 

すごいっす!感動です。
この大きさでこれだけ波が揃っていたらO.Kじゃないですか。
しかもその製作方法がレールに挟んで圧縮するとは、お見事な手法です。

アルミの0.1mmはD.I.Y店に普通に売っていませんか?
アルミシートシールみたいな感じで片面に粘着剤が着いているかもしれませんが、こちらでは普通に売っています。まぁ今じゃネット通販でも手に入りますね。

是非、アルミで製作されたコアを見せてください。
お願いします。
2013.07.08 Mon 00:08
Edit | Reply |  

Name - OHGE  

Title - 

>正さん

そうですね。必要に迫られると人間、トンデモないこと考えついたりするもんですf^_^;
ただ、ここからは私も上手くいくかどうかが分からない領域なので、正直、失敗という展開もありますが。。。
ま、意地でも完成させますけど(*^_^*)

FW16もそろそろ・・・ですよねσ^_^;
2013.07.07 Sun 17:31
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Name - 正  

Title - 

おつかれさまです。

みずからイバラの道を進んでしまう、モデラーの性が発動してしまいましたね。(^ ^)
それにしても、よくそんなアイデアが次々と湧いてきますね。
「必要は発明の母」でしょうか。

アルミ買いましょうアルミ!\(^o^)/
探せばあるはず!
2013.07.07 Sun 13:01
Edit | Reply |  

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